簡単だけど奥が深い!:ボディーボードをおススメする理由

Taitoh ボディーボード
Taken by Daama

ボディーボードはサーフィンと同様波に乗るスポーツです。

ビート版を大きくしたような発泡素材でできているボードに腹ばいになり、崩れていく波に乗ります。

日本では子供が浜辺でこのボディーボードを使って遊んでいるイメージですが、海外ではアクロバティックなスポーツとして認知されています。

筆者も2019年からボディーボードを始め、その魅力に取り憑かれ、都内から海辺に移住してしまった程です。

本記事では、筆者がボディーボードをおススメしたい理由についてお伝えしたいと思います。

持ち運びが楽

サーフィンをやっていた時に少し大変だなと思っていたのがサーフボードの取り扱い。

初心者の女性の方はもしかしたら同じ思いをされている方も多いかもしれません。

厚くて幅の広いボードを使用していたからというのもありますが、私は片脇に抱えることができなかったので、駐車場から海まで運ぶのが結構大変でした。

風が強いときにボードを運んでいるときは煽られてしまうこともありました。

都内に住んでいた時は、ボードをぶつけたりしないように慎重にエレベーターに乗せたり、気を遣うこともしばしば。

ボディーボードのサイズは身長にもよりますが、165cmの身長の大人で100cm前後、材質は発泡素材のため女性でも難なく持ち運びできます。

飛行機でサーフトリップに行った時もすごく楽でした。

背負うことができるボディーボード専用バッグも販売されているため、それを使用し、あとはキャリーケースに荷物を詰めて行けば電車での移動も楽々です。

ボードが当たった時のダメージが少ない

ボディーボードに限らず波乗りは、波に巻かれたり、バランスを崩してボードから落ちてしまうのはつきもの。

そんな時に油断していると自分や周りの人にボードが当たってしまうことが。

私は、ミッドレングスで練習していた時に、インサイドでも練習中にバランスを崩してボードから落ち、引いていく波の力でボードが自分のもとに戻ってきて頭にぶつかったことがあります。

たんこぶができてめちゃくちゃ痛かったです。

前述した通り、ボディーボードは発泡素材でできています。

サーフボードよりもリーシュコードが短い分、ボードがぶつかることは多いかもしれませんが、全然痛くないです。

ボードが当たると痛いという恐怖心がない分、思い切って少し大きい波に突っ込んでみたりすることもできます

ボディーボードは初心者でも乗れる波の幅が広いんです。

波に乗りやすい

ボディーボードは腹ばいのまま波に乗るので、バランスがとりやすく、簡単に波乗りができます。

小さい子供でも初心者の女性でも、スープ(波が崩れてシャバシャバになっているところ)でのテイクオフは大抵一日でマスターすることができます。

初めて体験したその日に波が押してくれる力を感じ、スピードに乗って爽快感が味わえちゃうわけです。

たくさんの練習量をこなすことなく、すぐに波に乗る楽しさを味わえるのはお得ですよね。

初心者サーファーさんがまずはボディーボードを入口にして、波に乗る楽しさを味わい、波に乗る感覚をつかんでいくというのもサーフィン上達の一歩になり得ます。

実は奥が深い

あまり知られていませんがボディーボードの技はダイナミック。

ドライブをきかせたボトムターン、大量のスプレーが迫力のカットバック、波の上でくるっと回るスピン、波のリップにボードのボトムを当てて縦に一回転するエルロロ、エルロロに横軸の回転も加えた技であるARS。

目の前で見ると、わっと歓声が上がるほどの迫力がある技ばかりです。

ボディーボードは、簡単に波をキャッチすることができます。

でも、実はそこからのステップアップが結構難しい。

スピンなんて体を思いっきりそらしてバランスを取らなければいけないし、エルロロは、上手な方々みんな飛んでます。要はエアーの技です。

簡単に波の乗れるという手軽さを持ち、それ以降の難しさがあるからこそできるようになった時の喜びが大きく、いつまでたっても飽きない。

これがボディーボードの奥が深いところです。

筆者も3年くらい経ってようやくスピンができるようになり、今はエルロロを練習中です。

難しいからこそ、技ができたときはすごく嬉しい。

その喜びを知れたから、もっともっと上手くなりたい。

いくつになってもこのように思わせてくれるボディーボードは、みなさんの素敵な大人の趣味になり得るかもしれません。

まとめ

ボディーボードはお手軽、安全、簡単、でも実は知れば知るほど奥が深くて夢中になってしまうスポーツです。

ご興味がある方は是非一度体験してみてください。

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