【大人のボディーボード成長記録】フォワードスピン上達編①~ターンの重要性~

Ichinomiya ボディーボード
Taken by Daama

ボディーボードには、ターン、スピン、エルロロ等様々なかっこいい技があります。

筆者は2018年5月からボディーボードを始めて、現在はエルロロ練習中です!

【大人のボディーボード成長記録】は、アラサーになってからボディーボードを始めてどれくらいの期間で技をモノにできるのか、習得する過程でどんなことにつまづいたのかを、何回かに分けてお伝えしたいと思います。

前回はグーフィーのターンを習得できるまでの期間と、その期間中に教えてもらったことや成長について書きました。

今回はいよいよスピンへの挑戦の記録です。

スピン練習開始

レギュラー、グーフィーともにターンをなんとか合格した筆者。

いよいよスピンへの挑戦です。

最初はレギュラーのフォワードスピンから。

スピンとは、波の斜面でくっるっと一回転する技で、フォワードスピンは、波に乗っているときに、波側の方向(レギュラーだったら右手方向、グーフィーだったら左手方向)に回る技です。

スピンのプロセスはこんな感じです。

  1. テイクオフ
  2. ターン(→侮ることなかれ、これが一番大事)
  3. 岸側の足を上げ、波側の腕を伸ばす。
  4. 半回転したら、波側の足も思いっきり上げる。
  5. 思いっきり振り返るように回りたい方向へ、ヘッドムーブ!

スピンはなかなかコツを掴むのに時間がかかる技で、心が折れそうになるとよく言われます。

でも、大丈夫です。

時間はかかりましたが、実際にちゃんとできるようになった人がここにいます。

海が好きでちゃんと練習すればできるようになるので、ぜひ筆者がスピンができるようになった過程等ご参考にしてもらえると嬉しいです。

スピン練習開始直後に陥りがちなこと>>ターンを忘れる

待ちに待ったスピンの練習!

スピンの陸練習は、ターンクラスの時にすでに何回も教えてもらっていたので、陸でのフォームは完璧!陸ではね、、、、笑

スピンの練習が楽しみ過ぎて、アドレナリン爆発状態でいざ海へ!!

しかし案の定、陸練習で教えてもらったやり方でスピンをやってみても全然思うようにいきません。

スピンクラスになってから一番最初の練習で先生に言われたのが「ターンを忘れてる!」でした。

頭の中で、「スピンスピンスピン!!!!」と考え始めると、スピードをつける、きちんとターンをする、これらのことが頭からすっぽり抜けてしまって、テイクオフ直後にスピンをやろうとしてしまってたんです。

「ターンをしていない」

私の場合スピン練習中、ずっとこの課題と格闘してました。

なぜターンが重要なのか?

スピンの技自体のテクニックの前に、なぜターンが重要なのか少し考えてみました。

そもそも、「ターン」とは?

ボディーボードにおけるターンとは、波のボトムの方向に降りた後に、方向を変えて波のトップの方へと向かっていくこと。

ターンがなぜスピンにおいて重要なのか?

重要性は以下2つと考えます。

①スピードを無駄なくスピンの回転する力に使える

波の上で回るには、それなりの勢いが必要です。

スピードがついていなければ、360度くるっと回る前に止まってしまいます。

私は1回転することができず、よく波と「こんにちは」をして巻かれてました。

しっかりとスピードをつけ、レールをきっちり入れてターンします。

ターン後は波のトップの方向をすでに向いているので、あとは足を上げて、回転していきます。

ターンをすることで、そこまでにつけたスピードを生かして技につなげることができます。

➁ターンをしてからスピンをしないと次の技につながりにくい

波に乗るならできるだけ長く乗りたいですよね!

私のライディングでは、ターンせずにスピンをする=波を降りながらスピンをしているということでした。

波を降りながらスピンをしてしまうと、スピンをし終わった後の位置はボトムになります。

ボトムには波のパワーゾーンがなく、スピンをたとえ成功しても、その後に横に波を乗りつないでいくことが困難です。

筆者が指摘を受けた「ターンをしていない」の意味とは?

私は2つパターンがあると考えます。

①ターンを入れれるほどの距離を乗っていない(テイクオフしてすぐにスピン)=スピードがついていない

テイクオフをしてすぐにスピンをする技もありますが、これは上級者向け。

前述した通り、初心者がスピンを成功する上ではきちんと波の斜面を走り、スピードをつけ、ターンをすることが重要です。

私はスピンの練習中、テイクオフしてすぐにスピンの練習をしてしまっていたんです。

➁波に下りながらスピンをしてしまっている=スピンをする位置が悪い

これは、テイクオフしてすぐにスピンするわけではなく、少し距離を乗るけれどもターンをしないというパターンです。

ターンをせず(波のトップ方向へ上がらず)スピンすることも、できないわけではないです。

でも初心者の場合、回転速度が遅いので、すぐに波につかまってしまいます。

すぐ後ろからきている波にぶつかってしまい、バランスを崩してボードから落ちてしまいます。

そして、成功したとしてもボトムでスピンをしてしまっていると、そこからパワーゾーンに戻ることは困難です。

大抵の場合はスープにつかまるので、次の技につなげていくことはできません。

意識しても意外とターンができていないもの

「ターンしてないよ!!」

スピン練習をし始めて、指摘されてもピンとこない方多いかもしれません。

私も実際そうで、「あれ?そんなにターンしてないかな?」としばらく感じていました。

そういう方は一回でいいので、自分が乗っているときの動画を誰かに撮ってもらうといいと思います。

ビデオを撮影してくれるスクールに参加するのもおススメです。

映像で客観的に見てみると自分が想像している半分くらいの距離しか乗ってないですし、スピードも遅い。

それを見てショックを受けたこと数知れず。

ボディーボードは体感スピードが速いので、自分の距離感覚と客観的に見た時の距離がズレやすのかもしれません。

まとめ

本記事では私がスピンの練習をし始めて一番最初に躓いたことをお伝えいたしました。

さて、いままで散々ターンの練習をやってきたのに、スピンクラスになったとたんにターンを忘れていては本末転倒ですね笑

スピンのクラスになったからといって、回ることばかりに躍起になるのではなく、回るためには何が重要なのかきちんと考え、練習するのが大事ですね。

私もこの記事を書いていて、スピンをする上で大事なことをたくさん思い出すことができました。

それを意識して海に入ってみたらいつもよりスピンがやりやすくてびっくり!!

基礎の復習って大事ですね。

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