大人のエルロロ練習記録⑨~波と喧嘩しない~

Ichinomiya ボディーボード
Taken by Daama

最近、大波コンディションが続いていた一宮エリア。

この日のスクールは久々に落ち着いた波でした。

しかもインサイドでリップがちゃんと出てきてくれる!!!

エルロロ練習にはうってつけの波です。

そのうえ、気温が高い!

今年初の夏日でした。

外気温が温かくなると夏が近づいてきたなぁ!と、ギアがもう1段階上がるような気持ちになります。

ルンルン気分でキラキラした海へと向かっていきました。

練習場所と波のコンディション

ポイント:千葉県一宮町サンライズ

波の大きさ:モモ~コシsetハラ

風:弱/サイドオフ

時間:9時~11時

課題:ボードを返そうとするタイミングが早い

   岸側の手は添えるだけ

   ボードを返す時に目線は岸側

他のボードにのってみてわかること

実は前日、自分が乗っているボードとは違うブランドの試乗会に行ってきました。

違うスペックのボードに乗るのはとても勉強になります。

幅が違いのボード、テール形状の違うボード、ボトムの形状が違うボード、硬さの地違うボード、いろいろ試させてもらいました。

いろいろなボードに乗ると、自分の好みも見えてきます。

それと同時に自分の今乗っているボードの良いところもたくさん発見することができました。

まず第一に、自分の今のボードはテイクオフしやすいと再認識。

試乗会で乗ったボードは、どれもテイクオフが今のボード程しっくりくるものはありませんでした。

長さも、硬さも、今のボードは割とちょうどいいんだなと再認識しました。

今までテイクオフの時にノーズが押さえづらいとかぶーたれてましたけど、贅沢な悩みだったんだな。

そして今のボードはターンが伸びる

試乗会で乗ったどのレディースのボードよりも、今のボードの方がターンに伸びを感じます。

試乗したメンズのモデルはボードがすごく硬いので、私の今のボードよりもターンの伸びをはっきり感じられましたが、なにせ硬すぎるため、テイクオフの時にノーズが押さえられないし扱いが難しい。

今のボードはテイクオフもしやすく、ターンもしやすいオールラウンドボードだということを認識することができ、技を練習中の自分にとってはちょうどよいと感じることができました。

リップにはじかれるように

自分のボードの良さを再認識できたのは良いのですが、この日のエルロロはなんだか調子が出ません。

リップが出てくる良い波にいっぱい乗れたにも拘わらず、エルロロが全然決まらない。

決まらないというか、惜しくもない。

前までは、リップにボトムを当てた後に、エルロロ決まらないにせよ、前をちゃんと向けていたのに、そこまでも行かない。

なぜだろう、、、、、、?

しばらく、悶々と考えながら練習をしていました。

その日のスクールが後半に差しかかり、私がライディングをした後に先生が岸で手を上げている。

「ちょっと上がってきて、アドバイスあるよ?」の合図。

スープに乗って先生のところに行くと、

先生:「う~ん、リップに勝っちゃってるね。」

自分では全然思ってもみないコメントでした。

でも、先生が撮影してくれた自分のライディングの動画を見てみるとよくわかる。

確かに、リップにボトムがちゃんと当たってるのに、自分がリップを押してしまっていて、リップと戦ってしまっている。

先生:「小さい波だとパワーがないから難しい部分もあるけど、リップの力を利用して弾かれるようなイメージでやってみて」

そのコメントが自分の中で妙にしっくりきました。

先生からのアドバイスを意識して、ラスト一本のライディング。

テイクオフから、ターンをして、リップまで上がって

弾かれる、弾かれる、弾かれる、、、、、、、えぃっ!

すると、くるっと回って視線が前を向いてる!!

残念ながら波に置いて行かれてエルロロメイクとはなりませんでしたが、その日一番惜しい一本でした。

「波と戦わず、弾かれるイメージで」

こうやって、その日になんで調子悪いのかをアドバイスもらって自分の中で落とし込むことは本当に大事!と、再認識した練習でした。

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