【大人のボディーボード成長記録】では、アラサーになってからボディーボードを始めてどれくらいの期間で技をモノにできるのか、習得する過程でどんなことにつまづいたのか何回かに分けてお伝えしております。
前回はスピンの際にボードを前に出す意識をするということをお伝えいたしました。
今回は、「スピードをつけてスピンの練習をする」ということについてお伝えいたします。
フォワードスピン練習8~10か月目
スピードをつけてスピンを
スクール参加回数 2020年3月2回 5月1回
先生がハワイから帰国し、3月になってスクール再開!!!
と思ったら、コロナの状況が悪化し緊急事態宣言が発出されたことにより、海に入ることができなくなってしまいました。
海に入れない期間は本当につらかった。
「海に入る」ということが、もう生活の一部になっており、自分の人生の中の大きな部分を占めているということを改めて実感した期間でした。
緊急事態宣言が明けてからは、海が解禁に。
NSAが出してくれているガイドラインに従って、感染に気を付けて波乗りを再開しました。
この時期の課題は「スピードをつけてからスピンをすること」。
「ターンの重要性」の記事でも少し触れましたが、スピンをするにはそれまでのスピードをいかに効率よく回転運動に変えていくかが重要です。
テイクオフからスピードをつけて、ターン、そしてスピンというのはスピンを成功する上で必要な条件になります。
キックをしっかりする
スピードをつけるためには初速が大事。
初速をつけるには、しっかりとキックを行うことが大事です。
波が来たら、ノーズをしっかり押さえ、キックを行う。
キックは、「キック力」も大事ですが、「キックをしている時間の長さ」も大事です。
キックをしている時間が短いと、波に置いて行かれてしまいます。
テイクオフをする際に、うねりのパワーを受けて、ボードがググッと押される感覚があります。
筆者の場合はですが、この「ググッ」を感じた後も3回以上はキックをしています。
ボディーボードはサーフボードと違って、ボリュームが少ないので、「ググッ」だけではボードを波のパワーゾーンに乗せていくのが難しいのだと思います。
それ故、「ググッ」だけでキックをやめてしまうと波に置いていかれてしまうことも。
「ググッ」を感じることができてから、キックを加えることで、きちんと波のパワーゾーンにボードを持っていく。
そうすることで、効率よくスピードをつけることができます。
パワーゾーンをキープする
うまくテイクオフでき、パワーゾーンにボードをセットできたら、今度はそのパワーゾーンをキープして加速していきます。
より波の巻き上げていく力が強く働くのは波の中腹~トップと言われています。
波の中腹~トップでライディングすることによって、ボードはどんどん加速してきます。
この加速していく感じ、筆者は結構好きなんです。(いやむしろ大好き)
スクールの時は、技の練習をしているので、ある程度スピードが付いたら、パワーゾーンから外れてボトムに下りて、ターンをしてからスピン or ロロの練習をします。
でもフリーサーフィンをしている時は、この加速していく感覚が好きで、ひたすらパワーゾーンを横っ走りしてみたりします笑
スピード狂の方は、これをやるともっともっとボディーボードにはまっちゃうかもしれないです。
岸側の足をできるだけ水面に触れないようにする
スピードに乗っているときは、抵抗になるものを極力減らすというのも失速しないために大事です。
ライディング中に失速の要因となり得るのが足。
足を波の中に思いっきり入ってしまっている状態では、足が抵抗となりどんどん失速していきます。
だからといって、足を完全に自ら出すのはNG。
ボディーボードには、サーフィンのように「ボード」にフィンがついていないので、完全に足を水から出してしまうと横滑りしてコントロールができなくなってしまいます。
よって、モモより下がズボッと海に使っているような状態は回避し、足のフィンが波とかみ合っているような状態を維持するのがベストだと思います。
まとめ
この記事では、「スピードの重要性」についてお話させていただきました。
スピードがついていると、その勢いを回転運動に変えて、よりクイックなスピンをすることができます。
それだけではなく、スピードを出して波に乗るのは単純に楽しいです!
「スピード出なくて、、、」とお悩みの方はぜひこの記事の方法を試してみてください。
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