波乗りLoversは波乗り大好きさんに、サーフィン/ボディーボードを始めたきっかけと、好きなところを語っていただくコラムです。
本日の波乗り好きさんは、いつも最小限のカロリー消費で波に乗ろうとする「さとちゃん」です。
さとちゃんのプロフィール
お名前 :さとちゃん
性別:男性
サーフィン歴:20年
サーフィンを始めた年:2002年
よく入るポイント:伊豆、静岡、千葉
年齢:48さい
好きな技:沖でプカプカお昼寝
戦績:○○カップBクラス9位、沖に出れずに終わったこともありました。
2022年3月時情報
サーフィンを始めたきっかけ
『サーフィンやらない? 超おもしろいよ! せっかく千葉に引っ越して来たんだしさ!』
Oくんからの電話がきっかけでした。
週末になるとOくんがサーフショップに連れて行ってくれ、言われる通りにウェットスーツ、サーフボード、ボードワックス、リーシュコードを購入しました。
大金を使った高揚感とウキウキ感、そしてワックスの甘〜い香りが入り混じってフワフワとした何とも言えない気持ちだったのを覚えています。
次の日、九十九里の片貝漁港に行きました。
浅瀬でサーフボードを両手に立ち、崩れてきた白い波にタイミングを合わせてボードに腹ばいで飛び乗ると、シュワシュワとした音と共に波に押されて進む感覚が気持ちよかったです。
しかし水泳が不得意だったぼくは、沖に出て波待ちをすることが大きなハードルとなり、テイクオフできるようになるまで、かなりの時間がかかりました。
サーフィンのこんなところが好き
ぼくはなんと言ってもテイクオフでボードが滑りだす瞬間が大好きです。
本当に一瞬のことだけど、その一瞬がスローモーションのように感じるのです。
波が作り出す斜面、岸側の景色、スーっと体が浮いてくる感覚、ズズズっと波に押される感じ、ワクワク感、ドキドキ感、その後にやってくるフワっと感。
このプロセスがやみつきになります。
波によって感じるワクワク感やドキドキ感は全然違うので飽きることもありません。
このワクワク、ドキドキのバランスが良いときは身体の中からエネルギーがあふれる感じがします。
そして、長く、うまく波に乗れた時には1週間くらいルンルン気分が続きます。
また、気分がすぐれない時、モヤモヤした気分の時でも海に入ると気持ちがリセットされます。
特にドルフィンスルーでスープをくぐって出てきたときは頭の先からモヤモヤしたものが全て洗い流されたような気分になったりします。
仲間との出会いやトリップ、サーフィンの後のお酒、これらは言うまでもなく、生きててよかった!と思える瞬間です。
思い出のサーフトリップ
サーフトリップはどこに行っても、どんな波でもすべて良い思い出になります。
その土地の空気、波、食べ物、出来事等々。
今まで行ったトリップの中で一番の思い出はカリフォルニアのサンタクルーズに行った時のことです。
友達3人でプレジャーポイントというところに入りました。
波はメローで、海の底の方には海藻がたくさん生えていて、足をつけるとヌルヌルしていました。
水はひんやり冷たかったけど、サーフィンしている人たちはとても朗らかで、テイクオフしようとがんばっていると、GO! GO!と言って波を譲ってくれたり、人々の暖かみと雰囲気の良さがとても印象的でした。
そして、波待ちをしていると水の中からラッコが浮き上がってきました。
人間のすぐ近くにきても逃げる素振りもみせず、無邪気にカチカチやっている姿は本当にかわいくて感動しました。
これからもこんな経験をたくさん心に残していきたいです。
Written by Satochan
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